悪徳な業者はどの業界にも存在するものと
受験生を持つ親なら、塾に通わせるか家庭教師を雇うかで悩むこともあるでしょう。家庭教師を雇う場合、自分の家で子供に勉強を教えてもらうことができるので、勉強している状況を親が目で確認でき、安心できることから人気があります。自宅でじっくりと子供に向きあって勉強を教えてもらうことが出来るので、子供の学力の向上だけでなく、コミュニケーション能力の向上も見込めます。しかし、家庭教師の斡旋業者の中には悪徳な業者もあるので注意が必要です。悪徳な業者はどの業界にも存在するものと認識しておけば間違いがありません。斡旋業者のなかには、事前に話していた料金以外に、契約後に法外な値段の教材や別料金の支払いを請求してくることがあります。また、授業料が高いわりには、学生のアルバイト講師しか雇っていないところもあります。こうした悪徳な家庭教師斡旋業者にひっかからないためには、単に志望校への合格率や授業料の安さだけで選ぶのではなく、実際にその業者を利用した人から感想を聞いたり、家庭教師斡旋業者を利用した人の口コミサイトなどを活用して、おかしな業者を選ばないように用心する必要があります。大手であったり、有名な業者だからといって安心して契約すると、実は悪徳業者だったということもあります。チェーン店を多数持っている業者ほど、講師を確保するために学生ばかりをアルバイトとして雇っている可能性が高くなります。講師の見た目が若くて、年齢を聞いても答えてくれない場合は、プロの講師ではなく、学生バイトであると思って間違いありません。学生バイトしか雇っていない業者では、学生を雇うときに、生徒や生徒の親から自分の年齢を聞かれても答えないようにと指導していることがほとんどです。しかし、家庭教師が学生であるからといって教える能力がないわけではなく、子供と年齢が近い方が子供と話が合い、コミュニケーションをとりやすいなどの効果もあるので、どの業者を選ぶかは子供と相談しながら、選択すると良いでしょう。